会長挨拶message from the president

会長  川名 隆司

会長挨拶

宮崎市郡医師会諸施設(医師会病院・検査センター・検診センター・看護専門学校・事務局)の建替整備事業は、現在、2次掘削工事、基礎躯体工事が進行中で、2019年5月には免震装置の取り付け、7月には地上鉄骨の建方が開始される予定です。

本年度の目標については、本会が宮崎市郡の地域医療に対して目指す目標と本会内部の目標、この二つに分けて考えています。

今後の宮崎市郡の地域医療に関して、最も考慮すべきは2025年問題です。私どもは、その最も効果的な戦略は、地域医療構想の推進と地域包括ケアシステムの充実と考えています。地域医療構想の推進は、地域医療構想調整会議において、「2025年における各医療機関が担う役割や医療機能ごとの病床数が、構想区域の地域医療構想に資するか」という点を中心に検証してまいりたいと思います。地域包括ケアシステムの充実については、市郡在宅医会、宮崎市、多職種の協働による在宅医療を更に機能させるために、医療介護連携専用ネットワークを導入しました。在宅医療に係る組織間の情報共有が益々促進されるものと期待しています。

本会内部で目指すテーマは「2020年の新体制への準備」で、その骨子は三つあります。一つ目は組織の改変です。諸施設が新築集約移転により一体化する訳ですから、その新しい体制で機能する組織にしなければなりません。複雑な組織図になりますが、合理的でガバナンスもしっかりした体制を作っていきたいと思います。二つ目は医師会病院の収支の安定です。同院については、民間医療機関では担うことが困難な広域重症型の急性期医療に重点を置いた医療提供体制の充実に努めたいと考えており、そのためには外部環境・内部環境の調査データの分析に基づく運営が肝要と認識しています。三つ目は働き方改革の推進です。人事課が中心となり、郡市医師会の役割と職員の健康を両立させる就業体制を構築する所存です。

本年度は、本会の来期の夢を実現させるための極めて重要な一年、「明日に架ける橋」になる一年と認識しています。しかし、ここにきて足元をすくわれないよう「石橋を叩いて渡る慎重さ」を役職員一同、自覚しております。今期も皆様のご支援ご協力を宜しくお願い申し上げます。

平成31年4月1日