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内科専攻医からのメッセージ Resident

循環器内科 友添 漢介

宮崎市郡医師会病院で医師4-6年目の研修を行いました。当院は虚血・不整脈・末梢血管疾患や重症心不全・構造的心疾患のありとあらゆる患者さんへの検査や治療を行うことが出来るスタッフと設備が揃っており、多くの経験を積むことができます。加えて、当院では臨床のみならず講義やカンファレンスも充実しています。例えば毎週水曜日の朝には心エコーカンファレンスが行われていますが、ここでは心エコー図専門医の先生が年間約14000例行われているエコーの中から教育的なものや稀有なものなどを取り上げて講義を行なっています。ハイボリュームセンターの強みを活かした指導だと思いますし、非常に勉強になる時間です。また臨床研究や学会発表も当院の強みの一つです。地方会のみならず、日本循環器学会をはじめとする全国学会で皆が積極的に発表を行っています。当院で初めて学会発表を経験するという医師もおりますが、経験豊富な指導医が準備から発表まで手厚くサポートしてくれます。私も当院に赴任してから多くの発表を経験することができましたし、その甲斐あって学会賞を頂くことが出来ました。このように、臨床も研究も学ぶことが出来る非常に良い研修を行えて、循環器内科医としての地盤を築くことができた3年間でした。みなさんもぜひ当院での研修にお越しください。

循環器内科 岩城 彰浩

私は宮崎市郡医師会病院(以下:医師会病院)にて2年間研修させていただきました。医師会病院では虚血分野、不整脈分野、構造的心疾患分野と多岐に渡り様々な症例に対して治療介入しております。不整脈分野においては年間600件を超えるカテーテルアブレーションが施行されており、加えてデバイス植え込み術も含め基礎的な内容から発展的な内容まで懇切丁寧に指導していただける環境が整っています。また診断に難渋した症例などはレジデント同士で意見を出し合いながら、検討会を行いました。時には助け合い、時には競い合う同学年との研修からはたくさんの刺激を受け、切磋琢磨の日々を過ごすことができました。短期間ではありましたが多くのことを学ばせていただきました。

循環器内科 石井 健裕

私は内科後期研修3年目の院外研修で当院心臓病センターでの研修を行っています。当院ではPCI、EVT、不整脈、SHD、心エコーいずれも充実した研修ができています。当院には集中治療専門医のダブルライセンスの医師がおられ、循環器集中治療管理領域を豊富に経験することができます。毎朝のICUカンファレンスでは当科各々の分野の医師から意見をいただき、広い視野での診療ができます。また、アカデミックな活動においても症例数や蓄積されたデータならびにサポート環境に大変恵まれています。学会発表前には予演会を積極的に開いていただき、ブラッシュアップされた発表につながっています。自分自身もこのおかげで第36回CVIT九州沖縄地方会では症例検討部門でYIAを受賞できました。当院での研修でアカデミックな視点を持った循環器診療を行うことができています。

循環器内科 河合 正太郎

当院は年間約300件を超えるACSを収容するハイボリュームセンターです。2020年に宮崎市西方の新病院へ移転しカテーテル室4室・ハイブリッド手術室1室を活用し治療を行っています。今年度より専攻医の育成を強化しており、エコー班・不整脈班を2−3ヶ月ローテーションし、各分野の基礎を学習させて頂きました。エコー班では、2名の心エコー図専門医の指導のもとでエコーに没頭することができるだけでなく、TAVIやMitraClipをはじめとしたSHDにおける経食道心エコーに触れる機会も多く得られ、充実した研修期間を送ることができました。毎週朝に論文抄読会が行われますが、最新の知見に関して熱い議論が交わされています。知らないことばかりであったと反省する一方、自分の知識のパーツが埋まっていくような瞬間ばかりでとても勉強になります。循環器内科医としての地盤を作るのに、若手にとって最高の環境だと思います。残りの研修期間でよりスキルアップができるよう頑張りたいと思います。

循環器内科 浅野 祐矢

当院で1年間、循環器内科専攻医2年目として研修させて頂きました。研修した上で感じる当院の強みは日本有数の圧倒的な症例数と治療の質の高さで、各分野の専門家がいる中で研修できる環境は非常に有意義なものでした。毎週木曜日の朝の心不全カンファレンスでは各職種で多角的な方面から心不全症例について検討し視野を広げ、日中は宮崎県随一の非常に豊富な症例の末梢血管治療に没頭し、オンコールの際にも宮崎県内の40%を超える患者が当院に搬送される急性冠症候群に対する緊急カテーテル治療で即時の判断能力を養うことが出来ます。また臨床だけではなく、論文作成・学会発表などの学術的活動にも非常に熱心に教育して頂けます。循環器内科医及び1人の臨床医としての基盤を形成出来る病院です。

循環器内科 松本 洋典

私は内科専門医の院外研修として6か月間当院の心臓病センターで研修を行いました。当院はPCI、EVT、カテーテルアブレーション、SHDそれぞれのスペシャリストの方が在籍されており、インターベンションにおける基礎から困難症例に対する介入まで幅広く学ぶことができます。日頃の疑問点を明確にできること、日常診療でスペシャリストの先生方が優しくサポートに入っていただけることは専攻医として心強く、充実した研修を継続できる環境にあると感じました。
また、当院の特徴の1つとして心血管病理の質の高さもあります。これまで曖昧になりがちであった救急・集中治療領域の剖検患者における病態や心筋生検での病理標本におけるフィードバックをいただける環境は自分の診療レベルを大きく引き上げる契機になりました。短期間であっても循環器専攻医として大きく成長できる研修であったと実感でき、今後の循環器診療の中で大きな財産となる研修期間でした。

循環器内科 山野辺 博基

私は当院の内科専門研修プログラムに所属しています。早い段階からhigh volume centerで勤務したいと考え、はるばる千葉県から宮崎県に来て、勉強の毎日を過ごしています。
当院は週1回勉強会があり、そこでは日々の診療の質を上げるため、循環器診療における疑問点や年々アップデートされる知識などを共有しています。当院は各分野に名だたるスペシャリストがいるため、発表内容・ディスカッションともにレベルが高く、非常に充実した時間です。
また当院では毎年ブラックジャックセミナーを開催し、県内の高校生に心臓血管カテーテル治療や手術など、模擬体験を通じて実際の医療に触れる機会を設けています。高校生が将来、医師を志すきっかけとなればそれはとても素晴らしいことですし、我々も純粋な高校生と触れ合い、初心にかえって医療を再認識しています。

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