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詳細コメント【外科】

当院外科では、主に消化器病に対応しています。
特に、がんの手術や化学療法(抗がん剤治療)、汎発性腹膜炎、消化管穿孔等の急性腹症(急性の腹痛を伴う疾患等)に対応しています。

  • 「直腸がんの化学療法」では、入院での抗がん剤治療を行っています。
  • 「憩室性疾患」とは大腸等に憩室(くぼみ)ができ、炎症を起こす疾患で、これに対し抗生物質を投与する治療を行います。
  • 「鼠径ヘルニア」とはいわゆる脱腸のことであり、成人の場合、身体の組織が低下することで起こる疾患で、これに対し正常に戻すための外科手術を行います。
  • 「胆管結石・胆管炎」は、胆管にいわゆる石ができ(主にコレステロール結晶)炎症が起こります。これに対し内視鏡的胆道ドレナージ、排石術を行います。
  • 「虫垂炎」とは俗にいう盲腸炎のことで、虫垂に病気の原因があり切除を必要とする場合、右下腹部を切開し虫垂を切除します。
  • 「腸閉塞」は、腸管が狭くなり通過障害を起こしてしまう病気で、食事や飲水を中止し、胃腸を休め、十分な補液を行います。病状が進行して、腸の張りが強くなったり、通過しなくなった場合は鼻から胃・腸まで管を入れ、嘔吐のもととなる胃や腸の内容物を体の外に排出する保存的な治療や閉塞を開放するための治療を行います。
  • その他、小腸の内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術、腹腔鏡下胆嚢摘出術等、急性膵炎、胃の悪性腫瘍・結腸の悪性腫瘍等の切除術等にも対応しています。

なお、外科の総退院患者数は895名です。(医科レセプト以外も含む)