Q&A
Q&A よくあるご質問にお答えします。
受付時間はコースによって違います。こちらから送付いたします「健康診断のご案内」をご確認ください
- 人間ドック・・・8:00
- 一般健診・・・ 9:00または10:00
※正面玄関入り口は7:30に解錠致します。
一般的に1回に100mSv以下の放射線量であれば人体に与える影響はないと言われています。
また、地上などからでる「自然放射線」は地域差はありますが世界平均で年間2.4mSvと言われています。
当センターで行う検査の放射線量は、胸部レントゲン(0.06~0.1mSv)、胃部レントゲン(3mSv)、マンモグラフィ(3mSv)ですので、検査における被ばくの問題はありません。
ただし、妊娠初期に100mSv以上の被ばくを受けると胎児に影響を与える可能性がありますので妊娠中・妊娠の可能性がある方は、必ず検査前にお知らせ下さい。
検診やドックの目的は、自分の健康度のチェックと「異常」の早期発見です。そのために「異常」は見落とすわけにはいきません。
検診やドックで行われるのは、「病気のスクリーニング」すなわち「ふるい」をかけることで隠れている病気を拾い上げることを目的とした検査です。この検査の結果「異常が疑われる」場合には、実際に重篤な異常が隠れていないかどうかを念のために精査して、確認する必要があります。
精密検査で「異常なし」と診断がでれば、「取り越し苦労で何もなかった、良かった」と受け止めていただけると幸いです。
ただし、「異常なし」という検査結果には、
- 標準値と少しずれていただけで今後とも全く心配が要らない
- 今は病的異常を認めないが、将来異常に転ずる可能性があるので定期的なチェックが必要
- 「異常」ではあるが今回は薬物治療は不要である
など多様な内容と幅を含んでいるとお考えください。
自分の「異常なし」がどれに当たり、自分は今後どうしたら良いのか、精密検査を受けた医療機関(担当医師)に確認し、指導を受けることを忘れないでください。
食事をすると・・・
- 腹部超音波検査の場合、食事の時に食物と共に飲み込まれた空気や、食べ物によって発生したガスのため、胃が膨張して胃の後ろ側にある膵臓や肝臓の一部などが観察しづらくなってしまいます。また、食事をすると胆嚢にたまっていた胆汁が腸に流れだし、胆嚢が収縮して胆嚢の内部の観察ができなくなってしまいます。
- 胃透視検査の場合、食物が胃の中に残っていると造影剤(バリウム)が胃壁につきにくくなり胃壁の観察がしづらくなります。
- 胃カメラ検査の場合も食物が残っていると、その下にある病変が見落とされます。
- 血液検査では、食事を摂ることで血糖値や中性脂肪値が高くなり、正確な判断ができなくなります。
このように、食事によって12時間位経過しても影響が残る場合があります。特に1、3では食事を摂ってしまうと、がんの病変を発見することができなくなる場合もあります。
検査前日の食事は午後9時位までに済ませて下さい。また飲酒はご遠慮下さい。
ドック受診後に結果説明を受けられた方は、その結果をしっかりと理解していただきますようお願いいたします。
精密検査や治療が必要な場合は、紹介状などが健診結果報告書とともに届けられます。それを持参し、各専門医療機関を受診しましょう。紹介状には今回の健診結果が記入してあります、主治医の先生に結果を正確に伝えるためにも必ずお持ちください。
大切なのは、放置するのでなく「異常はなかった」ことを確認するためにも必要な検査を受けることです。
また、判定がB、Cの方は体調の変化に十分注意しながら経過を観察し、必要な場合は再検査を受けることが必要です。
特に、生活習慣病関連の項目でC(経過観察)以上の判定がついた方は、当日の医師の結果説明や看護師・栄養士との相談の際にお話したことを参考にされて生活改善に挑戦してみましょう。きっとデータの改善が望めることでしょう。
なお、当日結果説明の機会がない企業健診の方は、ご不明な点がありましたらいつでも当センターまでお電話ください。