病理検査室

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病理検査室

ごあいさつ

主治医(臨床医)から胃カメラの時、「念のために組織をとって検査しましょうね。」とか、手術の説明の時、「手術中に組織をとってその結果で切除する範囲を決めます。」とか、お腹にたまった水を抜いた時、「腹水の中に癌細胞がないか検査しますね。」などと言われたことはありませんか?
このように患者さんの体から採取された組織や細胞をいくつかの工程を経て顕微鏡で見られるようにガラス標本を作り、この標本を顕微鏡で観察して“がん”があるかないか、あればどのような種類の“がん”か、どのくらい広がっているかなどを診断するのが病理診断です。この病理診断を専門とする医師を病理医といいます。患者さんと直接接することは、ほとんどありませんが治療方針を決めていく上でとても重要な検査を担っています。
当院は、宮崎大学医学部病理学講座のご協力のもと週2回、病理専門医が来院され病理診断を行っています。細胞診については、まず細胞を見る技術をもった臨床検査技師(細胞検査士)が、判定しその後必要に応じて病理専門医が最終診断しています。場合によっては、細胞検査士が患者さんの元に出向き検体採取から携わり適切な診断が行えるように心がけています。
また平成26年4月より宮崎市郡医師会臨床検査センターより委託をうけ病理検査業務を行っています。宮崎市郡医師会会員の先生方からご紹介いただい患者さんに対しより繋がる医療、的確な診断、質の高い治療ができますようサポートしています。

病理検査室の業務

当院で行っています病理診断(病理検査)を大きく分けると以下のようになります。

1. 組織検査

生検組織診断 胃や大腸など体の一部を採取し病理診断を行い病気の診断、治療方針を決定します。
手術材料組織診断 手術で摘出された臓器の病理診断で、病変の部位、大きさ、性状、広がりを診断します。
術中迅速組織診断 手術中に病変の一部を採取し15分程度で癌細胞の有無を診断し切除範囲を決定します。

2. 細胞診検査

婦人科、体腔液、胆汁等の細胞診 体のさまざまな部位より採取された細胞から癌細胞の有無や、治療が必要な病変がないかを判定します
術中迅速細胞診 手術中に腹水や胸水などを採取し30分程度でその中に癌細胞がないかを判定します。

3. 病理解剖

病死された患者さんのご遺体を解剖させていただくのが「病理解剖」で、剖検(ぼうけん)ともよばれます。生前の診断が正しかったのか、病気がどのような状態だったのか、適切な治療がなされていたのか、死因は何か、などを検討します。

臨床検査技師(細胞検査士)の教育について

細胞検査士は、日本臨床細胞学会の認定資格で、学会や研修会への参加が義務づけられています。また、日本臨床細胞学会、日本臨床衛生検査技師会等が主催する精度管理サーベイに積極的に参加するなどして、“細胞を判定する”という精度を日々磨いています。
さらに、院外の細胞検査士の教育・育成に携わり、癌検診啓発活動等にも参加し地域医療にも貢献しています。

スタッフ

臨床検査技師 6名 

認定資格

  • 臨床検査技師 6名
  • 細胞検査士(国内・国際2名 国内4名)6名
  • 認定病理検査技師(2名)
  • 毒物劇物取扱責任者(1名)
  • 特定化学物質作業主任者(5名)
  • 有機溶剤作業主任者(5名)